先日も、部活を頑張っている子供さんを施術させて頂きました。
最近、スポーツを頑張りすぎて疲労してしまい、体中に痛みを抱えており背中もお尻も触るとものすごく痛がる子供がさんが多いです。
自覚症状は、膝の痛み。
しかし、実際痛みはそこだけではなく、あちこちにあるようです。
まず、私たちは、何気なく歩き、階段の上り下りをして生活をしています。
膝にかかる負担は、どれくらいのものか?と考えたことはあるでしょうか?
えーっ!!と思うかもしれませんが、膝にかかる加重は”歩くときで体重の3倍、階段の上り下りで体重の7倍、走ったりすると体重の10倍”と言われています。
それを普段何気なく行っているのです。
しかし、これは膝が正常な場合は問題ないのですが・・・
日常的な、動作により少しずつ関節がずれその状態で、歩いたり走ったりすることで、それ以上に負担をかけてしまっているのです。
特に、スポーツを頑張っている子供達は、太ももも疲労している為、膝を曲げにくいばかりか、足先の使い方により捻ってしまっているのです。
その状態で、ジャンプ→着地、ダッシュ→急なブレーキをかけることで、ねじって着地で膝を壊しているようです。
この状態を続ければ、いつか半月板損傷や十字靭帯も損傷しかねないと思います。
特に、半月板損傷を損傷してしまうと、半月板には血の流れがない為に治りにくいばかりか、割れたら元にもどりません。
(が・・・しかし、こちらでは痛みをとることが可能です。)
力が一点に集中したときに割れてしまいます→ひねり、ねじり
その時に靭帯も伸ばしているのです。
本来なら、100キロでも200キロでも加重に耐えられるはずなのに・・・
こちらでは、その場で痛みを確認し痛みをとります。
しかしながら、治してもひねる動作を再びつづければ、再び同じ痛みで苦しむようになるのです。(注)
施術をした後は、せっかく足首の調整や膝関節の調整をするわけですので、つま先をまっすぐにし膝の方向と同じ方向へ向けるように歩くなどの自分なりの努力をされたほうが良いでしょう。(がに股歩きはダメですよ)
ためしに、つま先を外側へ向けた状態で段差を上ってみてください。
膝にかかる負担が理解できるはずです。