(医学博士である先生の著書より抜粋です)
昔から「松竹梅」は縁起ものとされています。
「松」は人間の脳を表し松果体
「竹」は骨
「梅」は血
脳・骨・血という一番大事なものを表している。
働きとしては「松」が智、「竹」が勇、「梅」が仁とされています。
縁起のあるものには、全てにいわれがあるのです。
健康に対する松竹梅は人体に対応しており、各エネルギーの不足によって病気となっている。
漢方に通じている方は、松の実を食べて、笹のお茶を飲み、梅干しを食べます。
◎松について
脳はモノを考えたり知恵を司ります。
海苔がその代わりになります。
おにぎりというのは、海苔が巻いてあって梅干しが入っています。
さらに手で握りますね。
握るとそこに”気”が入ります。
昔のおにぎりは、もっとしょっぱかったです。
◎竹について
竹はまっすぐに良く伸びます。
これは姿勢を表します。
クマ笹は食べるとカルシウムミネラルが豊富にとれます。(笹のお茶)
竹を食べるのは難しいですが、それに代わるのが漬物。
特に、キュウリは竹と同じ作用があります。(かぼちゃもよい)
骨が太いと気が出るのです。
気は、すなわち勇気。
こういったものを食べないと、リュウマチだとか、骨が曲がってきたり、精神面では無気力、生理不順、更年期障害が35歳くらいできてしまったりと影響が出る。
漬物は、塩が入っていますので骨によいです。
塩をとらないと、男性は精子がうすくなりますし、歳をとった方はものを考えられなくなる
血液の中で電気をを流す、これが思考と結びついていますが、漢方ではこれが「気」という事になります。
人体で電気を流すには塩分が必要です。
◎梅について
妊婦さんは梅干しを食べると母乳がよく出るようになる。
梅干しを食べると唾液がでます。
これは免疫力を高めます。
梅は血液に対応するから、実際食べると血がきれいになります。
さらには、梅に使うシソ、これにはペリチオンという解毒効果があり肝機能を高めます。
血が酸性になっていたりなどせず、健康であるならば心が豊かであり、思いやりや優しさがあるという事になります。
梅を食べないと免疫が下がりますから、梅毒という名前の病気があるのです。
逆に言うと、免疫が下がるとヘルペスなどの性感染症にもかかりやすくなります。
病気予防のためには、梅をある程度食べておくことが重要なのです。
3歳までの子どもには、甘い、辛い、酸っぱい、苦いなどの、味覚という物をきちんと教えなければいけません。
今の子どもは梅干しを食べた経験が少ないから、梅干しを見ても唾液が出ない。
これは味覚障害に繋がります。
味覚というものは、3歳までに体験したものでできています。
3歳までに決まってしまう。
(特に梅干しは、血液を浄化するだけでなく魂に栄養を与えます。)
梅干しのおにぎりと味噌汁、それに漬物が少しという日本の古来の食事は、それだけで漢方という事が分かって頂けますでしょうか?
「大和魂」と言う言葉は「智・仁・勇」という言葉で表現されているのです。
すなわち、正しい知恵を持ち、勇気があり、人として思いやりのある生き方、これができるのが「大和魂」、「大和心」というのです。
その象徴としてあるのが「松竹梅」なのです。
不老不死とは言えないが、延命長寿の妙薬が梅干しです。
(転載ここまで)
※世の中の食がとても危険です。
冷凍食品やお惣菜などは買わず、レンジでチンして家族に食べさせるのはやめましょう!
今の子ども達はファーストフード等を好み食が乱れています。
できるだけお弁当も朝食も夕飯も手作りご飯にしてあげて下さい。
欧米化した食事は癌になりやすいです。
腸内環境を整えるためには基本的に日本食を中心とした食事をとることです。