30代の女性で、趣味がマラソン
3月11日にある、名古屋のウィメンズマラソンでフルマラソンに出場するということで、毎日練習。
42.195キロを完走できるようにと、仕事が終わって走る、お休みも走るということを続けてきたようです。
しかし、2月1日に膝に痛みが出てしまい、普通に歩く事が困難となり、階段もかばいながら下りるという生活を続け、整形外科に行かれたようです。
原因は、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)に炎症が起きていることによる痛みということでした。
当分、シップだけで様子をみるということでしたが、痛みがなくならないということで予約をされました。
先生のおっしゃるように、確かにその痛い場所にストレスがかかる事により症状が出ているのですが、そうなるには太もものその他の筋肉の強いはりや下腿や足首全体の状態がどうなのか・・・という事も診る必要があります。
足の影響で、骨盤周辺の筋肉異常により骨盤が歪む事も原因ともなります。
ですから、痛い場所だけを診て、冷やしても身体の疲労を取らなくては結果として痛みは消えないのです。
対症療法では、痛みをとるのは無理だと思います。
施術後は、結果として全身が軽くなり、歩行しても膝を曲げても痛みのない状態となりました。
疲労した状態で、無理に運動を続ける事により、思わぬ怪我の原因となりますので、たまには疲労をとってあげましょう。
そうする事で、良い結果が出ると思います。
当日、「走ってもいいですか?」と聞かれましたが、せっかく施術をしたので「今日はゆっくりと休んでほしい」とアドバイスさせていただきました。