朝、新聞を見ていてとても興味深い。
現役のお医者様が書かれた本です。
現在、高齢化が進み国民医療費は年々増加をしており、年間30兆円を超えており、平成25年には80兆円を超えるだろうと言われております。
病気にならない為に、”身体の肉体的ストレス”そして”精神的ストレス”を取る事・・・ 身体のケアが大切です。
皆、それぞれが治癒力をもっており、全てを薬や医療で治そうとするのが間違いなんです。
興味がある人は、読まれることをおすすめします。
皆、生まれた時に設定してきた宿命があると思います。
それを、延命処置をして1週間、1ヶ月長く生きたからといってもそれは幸せではないと考えます。
これまで、募金をつのり海外で臓器移植をしていた子供達は、手術成功したという事でしたが、皆亡くなっています。
無理に生かすということは、神の領域に反することなんでしょうね。
何が幸せなのか・・・と考えさせる1冊だと思います。
第一章 医療が”穏やかな死”を邪魔している
●医療に対する思い込み
●「あたなは確実にこうなる」と断言する医者はとんでもないハッタリ屋
●本人に治せないものを、他人である医者に治せるはずがない
●ワクチンを打ってもインフルエンザにかかる
●解熱剤で熱を下げると、治りは遅くなる
●鼻汁や咳を薬で抑えるのは誤り
その他・・・
第2章 「できるだけの手を尽くす」は「できる限り苦しめる」
●「おまえなんか、そうやすやすとは死ねんからな」
●極限状態では痛みを感じない
●「自然死」のしくみとは
●家族の事情で親をいかすな
●長期の強制人工栄養は、悲惨な姿に変身させる
●鼻チューブ栄養の違和感は半端じゃない
●食べないから死ぬのではない、「死に時」が来たから食べないのだ
その他・・・
第三章 がんは完全放置すれば痛まない
●死ぬのはがんに限る
●がんはどこまで予防できるのか
●「がん検診」は必要か
●「早期発見の不幸」「手遅れの幸せ」
●「ガン」で死ぬんじゃないよ、「ガンの治療」で死ぬんだよ
●手遅れのガンでも苦痛なしに死ねる
●最後を医者にすがるのは考えもの
その他・・・
第4章 自分の死について考えると生き方が変わる
第5章 「健康」には振り回されず、「死」には妙にあらがわず、医療は限定利用を心がける
●医者にとっては年寄りは大事な「飯の種」
●基準値はあてになるのか
●年寄りはどこが具合が悪いのが正常
●年寄りに「過度の安静は」はご法度
●人は生きてきたように死ぬ
終章 私の生前葬ショー