先日、営業終了後携帯にお電話がありました。
「椎間板ヘルニアで、足のしびれ痛みが酷く、主人はもう手術をしてもらうと言っているんです」という事でした。
初診の場合、どんな状態なのか理解できないため、時間を普段より多く取るようにしている為、どうしても今週入れることが出来ません。
お話の内容からして、かなり酷いようでしたので、日曜日に対応しますということで予約をいれました。
しかし、本日、他の患者様の施術をしているときに女性が来院され、何かのセールスかと思ったら、昨夜のお電話の方で、”主人が痛くて
夜寝ることができず我慢できないので何とかならないでしょうか?”という事でした。
予約が今日はいっぱいでしたが、お昼休みに対応する旨を伝えましたが、時間が足りない事はわかっておりましたので、1時に来院予定の患者様に事情を話して予約を変更していただきました。
約束の時間に本人が来院されましたが、奥さんの肩をかりてやっとこさ来たという感じです。
ベットに横になってもらうにも、仰向けで寝れず、横向きでも膝下の痛みや太ももの痛みや股関節の痛みで苦しんでおりました。
こういう場合は、無理に仰向けにはしません。
横向けでの対応になります。
仰向けになれるよう、少しずつ緊張をとり足が延ばせる状態にまでもっていきます。
何とか仰向けでの施術をできるようになったので、ポイントをせめていきます。
昨夜は寝れなかったようですので、今日は仰向けで寝てもらえるようにしなくてはいけません。
とても、手ごわい患者様でしたが、徐々に痛みがとれ仰向けやうつ伏せが出来るようになり本日は終了しました。
施術後は、笑顔となり「もう、手術してきってもらう!と言ってたんですけどね」と言っておりました。
しかし、手術をしても痛みから解放されない方が多いという事をお話すると「そうみたいですね」と笑顔でお話ができるまでになりました。
痛みから解放されると自然な笑顔になれます。
まだ、当然違和感や痛みが多少ありますが、自分の足で歩いて帰りました。
次回はさらにもっと痛みから解放されるよう施術をさせて頂きます。
そばにいた奥様もご主人の自然な表情に安心されたようです。
この仕事をし、お役に立てる事に、幸せを感じます。