40代 男性
月に一度、身体のメンテナンスに来院されております。
設計の仕事をされており、特に最近まで朝8時過ぎから会社へ行き、夜11時ごろまで仕事をされているそうです。
一ヶ月ぶりに来院されて驚きました。
異常に痩せているのです。
ご本人に聞いたところ、この1ヶ月で5キロほど体重がおち、食欲もなくあまり寝れない
特に肩周辺が痛く、身体がだるいということでした。
施術をしたいのですが、無意識に力が入り私が「力を抜いてくださいね」といっても力が抜けない状態になっているのです。
普段からどちらかというと異常にくすぐったがりやで、ワキなどをさわると腕に力をいれワキを閉めてしまおうとするのですが、今回は足をさわっても力が入ってしまう・・・
脳には外部からの刺激に対して、からだを守ることを常に行なってます。
その刺激が「安全」と感じればからだをゆるめるのですが、逆に「危険」な刺激と感じればからだを緊張させてしまいます。
やさしい施術であっても、それを身体は危険と感じ防御反応をおこしている状態までなってしまった。
ここまで、疲労がピークの状態では、やがて内臓の病気などになってもおかしくないと思います。
せめて、寝ることができればその日の疲れを取ることができるのでしょうが、自律神経のバランスを崩している為に夜でも交感神経が働き寝ることができないのです。
施術後は、笑顔になり身体が軽くなったと喜んでいただきました。
きっと、今日はゆっくりと寝れるはずですよ。