命の尊さを考える【犬 ネコ 動物 すべての可愛い命に捧げる】

フェイスブック記事より

 

犬 ネコ 動物 すべての可愛い命に捧げる【クリックだけで救える命がある】命の尊さを考える
殺処分をなくす動き!!さまざまな動きがあります!
ニュースより抜粋します!
こちらのサービスの情報を広めても良い!と思われましたら
シェアお願いいたします!

http://www.tokyocatguardian.org/
以下ニュースより抜粋
「猫つきマンション」って何? “殺処分”猫たちの救世主になれるか

「猫つきマンション」と聞くと、どんなイメージを抱くだろうか。「猫憑き」ならば、何かオドロオドロしいものを感じる。
だが安心してほしい。この場合の「猫つき」とは、保護猫を
預かって一緒に暮らすことのできる賃貸物件のことだ。
殺処分される運命にあった猫は安住の地を得、居住者は
心置きなく猫と暮らせる。そして、大家さんは物件のPR効果を
喜ぶ。この新たな「一石三鳥」の保護システムが、
注目されている。

おそらく世界でも例がないシステムを作ったのは、NPO法人
『東京キャットガーディアン』の山本葉子代表だ。
運営する「大塚シェルター」(東京都豊島区)を訪ね、
その狙いや現状を聞いた。

年間の殺処分数は13万頭以上

大塚シェルターは、里親を待つ猫たちとひとときを
過ごすことのできる開放型シェルターの先駆けだ。

「大塚シェルター」には、保健所(最近は「動物愛護センター」という名称も使われる)などから保護した猫が常時70頭前後暮らしている。
「開放型シェルター」と呼ばれる新しいスタイルの保護施設で、
譲渡会場、猫カフェ、チャリティグッズの販売所を兼ねる。
マナーとルールを守れば見学は自由だ。同じ東京の府中市にも、
同様の「西国分寺シェルター」がある。

シェルターを運営する『東京キャットガーディアン』は、
「殺処分ゼロ」を目指して活動しているが、
実現はまだまだ遠いと言わざるを得ない。
犬猫の殺処分数は年々減ってはいるものの、
環境省が公表している最新の数字(平成23年度)によれば、
今だに全国で年間13万頭以上の猫が殺されている
(犬は約4万3000頭)。
保健所に持ち込まれるのは、主に野良猫が産み落とした子猫、
飼育放棄された猫、迷い猫などだ。

山本代表は、毎日のように保健所を巡回し、救える命をシェルターに連れてきている。そして、必要な治療や去勢手術を施し、
一定期間過ごした後に里親へ譲渡される。
昨年は『東京キャットガーディアン』の活動全体で768頭を
受け入れ、697頭を譲渡した。しかし、
「それもほんの氷山の一角です」と山本代表は言う。
そこで、少しでも助かる道を増やそうと2010年から始めたのが、「猫つきマンション」だ。

システムの概要はこうだ。
まず、「猫つきマンション」という専用の物件があるわけでは
ない。
もともとある物件を「ペット可」のような形で「猫つき」として
貸し出すのだ。
単身者向けの1Kやワンルーム、2~3LDKのマンションに、
最近は 1戸建ての物件もある。

こうした物件は、『東京キャットガーディアン』の
HPや賃貸物件のポータルサイトに掲載され、提携不動産屋会社を通じて契約が行われる。入居者は同時に、「一時預かり」の形で
猫の“賃貸契約”を『東京キャットガーディアン』と交わす。
もちろん、猫を飼うのは義務ではない。

譲渡と一時預かりの違いは、猫の所有権の帰属だ。譲渡の場合は、所有権は里親(飼い主)に移る。この時、
それまでにかかった医療費、ワクチン代等の費用
(原則3万4000円)は里親が負担する。
対して「預かり」の場合は、所有権は
『東京キャットガーディアン』に帰属したままとなる。
つまり、引っ越しなどでその猫と暮らし続けることができなくなった場合、シェルターに返すことができるのだ。
譲渡費用はかからないが、預かっている間の食事代・医療費などの諸費用は飼い主(借り主)が負担する。

そして、「猫つきマンション」で貸し出される猫には、
「1歳以上の成猫」という条件がついている。これが、
このシステムの肝だと言っていい。

「子猫は里親の希望者が多く、いくらでも譲渡できるんです」。しかし、1歳を過ぎた大人の猫、さらには老猫ともなれば、
里親希望者はぐっと減る。そこで、「一時預かり」という
システムに「1歳以上」という条件を乗せ、成猫たちの
「生存の道」を増やしたというわけだ。

尚、譲渡、預かりを希望する場合は、ともに面談がある。
『疑わしきは譲渡せず』で、猫と暮らしていただくのは
難しいと判断した場合には、こちらからお断りすることが
少なからずあります。“成約率”はおよそ6割程度だ。

入居者の多くはフルタイムで働く女性

山本代表が当初想定していた入居者層は、
「猫と初めて暮らす人」「単身者」「転勤族」、
そして「高齢者」だ。「今、高齢者のペット問題が非常に顕著に
なっています」。
飼い主が入院したり亡くなった場合、残された猫はどうなるのか。ほとんどの保護団体が高齢者への譲渡を拒否しているのが現状だ。「返すことができる」預かりのシステムならば、
この問題は解決する。

だが、蓋を空けてみれば、実際に入居しているのはフルタイムで働く単身の女性や共働きの夫婦が大半だという。
「猫は犬と違ってお留守番を意に介さない動物。
そこに目が向いたのだと思います。その中には、社会貢献になるからと、あえてこのシステムを利用してくださっている
方もいます」。また、消極的な「ペット可」よりも、
積極的な「ウエルカム」だという安心感に価値を見出す人も多い。

現在、「猫つきマンション」は約80戸。猫の入居実績は
10頭余りで、今のところ“返却”は一件もない。
ただ、「注目度の割には成果が上がっているとはいえない」と
山本代表は言う。そうした中で、5〜10頭ほどの猫と住民が
共同生活をする「猫つきシェアハウス」が、7月から新たに
スタートする。猫の世話をする専門の管理人を置き、猫たちは
「猫ドア」を通じて各個室と共同スペースを自由に
行き来する形になるという。

「病気を抱えた猫や高齢猫を預かってくれる方がいれば、
本当に嬉しく思います」と山本代表は訴える。
「足りないのは愛情ではなくシステムです」。
この新たなシステムが、不幸な猫たちの救世主になることを
期待せずにはいられない。

(内村コースケ/フォトジャーナリスト)

以上ニュースより抜粋

どうか、このような素敵なシステムが1人でも多くの方に
知って頂けますように!!!

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