私達の身体は食べ物でできています。
添加物・農薬・経皮毒など、病気になるもので溢れかえっている現代。
どれを選ぶのかは個人の自由。
言霊(コトダマ)では血は霊(チ)に通ずるとされている。
血は霊的なもの・生命の本体と考えたもの
魂は血に宿り、血は心臓に在る。
血液はまた身体の各部分と霊魂とを連絡するものだと考えられていました。
私達が日々食べるものが血となり肉となるのです。
そして過食は万病の元!
古代ギリシャやメソポタミア文化でも医学の中心は血液説。
参考にして下さい(^^)
※医学博士である千島学説で有名な千島喜久男先生の著書より抜粋し転載します。
↓
◎心身の健康と氣・血・動調和の原理
●氣(精神)
怒り・恐怖・悩みなどの心の不安定をさけ自律神経の調和を乱さない
それには鍛錬・修養により、又信仰により強い信念を養成する。
気を若く、希望に生きる。
楽天的、日々感謝の生活をおくる
よく眠る。
生命と自然について正しい知恵(愛と和)を学びとる。
●血(肉体)
菜食・少食・咀嚼(食事の3主義)
米は玄米または2~5分につき、自然の野菜、自然に親しみ、自然の食物、自然の環境を守る。
3S主義の生活(自然に従い・自然の植物・自然の環境)、日光浴。
新鮮な空気を深呼吸(胸腹式深呼吸)
食物も環境も務めて自然に近づけ人工、人為による汚染、汚毒、公害をさける。
●動(運動)
労働や運動は肉体を教養し、学習は精神を教養する。
動は氣血をよく循環させる原動力、流れる水は自浄作用があり、淀んだ水は腐る。
氣血の流れもこれと同様、流転によって清浄化され、気分を爽快にする。
運動と鍛錬によって、筋肉・骨・脳・神経・強化される
◎氣血の調和が東洋医学の根本思想
昔は”氣血の調和が健康の基本原則”でしたが現代はそれだけでは足りない。
”動”すなわち運動が重要な健康のための要因として提唱している。(現代人は運動不足)
あらゆる病気は”氣・血・動”の不調和からくる。
氣の構造についてはさわることも、みる事も出来ないものとして古来用いられてきました。
※自然現象としては、天氣・気候・熱気・寒気・香気・臭気・空気・磁気・電気・・・
※精神、心の状態では、元気・勇気・気質・気性・意気・気力・気分・正気・気遣い・気味が悪い・気を病む・気を引く・気を落とす・・・・・
呼吸と生命については、息することは生きる事に通ずる。
インドのヨーガでいるプラナ、ギリシャ語プノイマもプシケと同じで氣(空気・呼吸)を意味をもつ。
古代人は大気を呼吸することは、生命または神・霊・活力・魂に繋がるものと直感的に一体として取られていたものと考えられる。
英語で呼吸をRespirationというが、Re=再び、Spire=芽を出す、伸びる。
即ち、氣中から生命を再び体内へと取り込む呼吸を意味する。
古来、健康な長寿者は精神の安定をした人に多いとされている。
昔から”病は氣から”と云われている。
怒り・恐怖・悩み・不平不満・などが原因の一つ
◎2千年数百年前に釈迦は「人間に共通な病は無知である。知恵こそ凡ての病を救う唯一のものである」
◎フランスの生命哲学者ベルグソンは「人間の知識の特徴は、生命についての無知である」
大事な事は病気の予防の智慧を徹底することにある
”百の治療より一つの予防が大切”
「草根木皮これ小薬、飲食衣服これ大薬、身を修め心を治むるこれ薬源なり」と言われている。
これに更に「化学的合成新薬はこれ下薬なり」を加えたい
東洋医学や古代いがくは精神的エネルギーを重視してきた。
中国医学の根本原則は氣血の調和(精神と肉体との調和)の原理として現存
西洋医学はこの調和に欠けた肉体のみを中心とし、精神の重要性を忘れている
東洋医学では病気という文字は”氣を病む”ことからきているしまさに”病は氣から”である。