◎飢餓の現状
一日に4~5万人(年間1500万人以上)の人が亡くなっている。
その7割以上が子ども達で1分間に20人以上が飢えでなくなっている
(世界中に食べ物がたりないの?)
飢餓になるのは食料が十分に作られていないからではありません。
穀物は年間24トン生産されています。
これは世界中の人が生きていくのに必要な量の2倍になります
しかし、私達のように食べる物がいつでも充分に手に入るのは、世界のおよそ2割の人ただけなのです。
穀物は人間食べるだけでなく、先進国では穀物の6割(約4億トン)が牛・豚・ニワトリなどの家畜のエサになっています。
牛肉1キロ作る為に 穀物11キロ
豚肉1キロ作る為に 穀物7キロ
鶏肉1キロ作る為に 穀物4キロ
※人間ではなく「食肉用家畜」に食べさせています。
世界の2割足らずの先進国に住む「肉食」の私達が世界の穀物の半分以上を消費しているのです。
(日本の食糧廃棄律は世界一)
日本の食品の半分以上は世界からの輸入
年間5500万トンの食糧を輸入しながら、1800万トンの食糧を捨てています。
これは総輸入量の3分の1にもなります。
日本の食料廃棄率は、世界一の消費大国アメリカを抜きました。
廃棄量は世界の食糧援助550万トンをはるかに上回り、一般家庭からの廃棄だけで途上国の5000万人が1年間食べられる量に匹敵
日本の食料廃棄の、実に半分以上にあたる1000万トンが家庭から捨てられています。
過程から出る残飯の総額は、日本全体で年間11兆円にも上ります。
これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額
更に、その処理費用に2兆円かかります。
日本ほど大量に食料を輸入しながら廃棄を続けている国はないのです。
※新医学宣言 健康Bookより