人間が二足歩行できるのは、身体の中心の仙骨が円のカーブの形となっているおかげ(他の動物は平たい形になっている)
人間は歩くことで生命を自己調整する機能をもっており、その要が仙骨なのです。
ですから、寝たきりになれば最も重要な回復の手段を失ってしまうと言う事になります
そして様々な症状、肩こり・腰痛・膝の痛み・頭痛などの症状が出るだけでなく全てに可動制限が入り心身共に悩まされることになります。(骨盤は身体の中心ですから、上半身・下半身に影響がでます)
原因は日々の生活習慣です。(精神的ストレス・前かがみ・偏った姿勢・座りっぱなし・運動不足など)
名古屋の金さん・銀さんは、若いときには160センチあったそうですが小っちゃくなってしまいましたね
年をとると、一日中動かず座りっぱなしで動かない
私はいつもお年寄りが使っている短い杖や手押し車にも問題もあると思っています。
短い杖を使うと、どんどん背中が曲がり骨も椎間板も圧迫され正常な骨格へ戻すことが難しくなります。
見ていると、正常な骨格へ戻すことが可能だと思われる、お年寄りが杖をついています
最後まで自分の足で歩けなくなったら本人だけでなく家族も大変。
こちらに来られる最年長のおじいちゃんは90才。
支えがないと歩けなかったのですが、杖を持って外を歩けるようになりました。(歩かせる事が大事なのです)
で、、私がオススメしたのは”アカザの杖”です。(長さはいろいろ、胸の辺りで杖を握るのが良いと思います)
骨格を整えた後、日々少しずつ歩く事で運動不足も解消されます
身体の制限をはずせば、これまで背中の曲がったお年寄りでも真っ直ぐ立てるようになります
※個人差があります