60代の女性（ご紹介）
１か月半ごろ前から、腕が痛くなり腕を上げることが出来ない状態へ
（病院のリハビリに行っても変化がないということで、娘さんのご紹介で来院。）
両腕の痛み・腰の痛み・立ち座りが困難、起き上がりが出来ない、太ももの裏側の痛みがある。
本人は、歩く事も苦痛ではあるのですが、それよりも腕を上げることが出来ない辛さに悩んでおりました。
趣味はパッチワーク。
ベットカバーなどのような、大きな作品を作ることもあるようで、トールペイントが好きな私もわかるのですが、作品が出来る過程が楽しくてついつい没頭してしまい無理をしてしまうようです。
施術前と施術後は、身体の変化がありますから、痛かったかもしれないけれど力を入れなくても動作がラクになるという説明をさせて頂いているのですが、施術後もいつもの癖が抜けることなく不自然な動作をしながら起き上ろうとされます。
それでもって・・・力を入れ過ぎて「イテテテテッ・・・」
なので・・・・とにかく施術前ともう体の状態が変化しているという事を納得させ、お腹とお尻周辺への力を入れないようにということで、こちら側が左右へひねり動かすと痛みがない。
立ち座りも本人は、思いきり力を入れ顔をしかめ立とうとしますが、すんなりと立ち上がることが可能となり「あらっ？」となりました。
これについては、無理もないのですが、１回でラクになると予想もついていないのでその前に、痛みが起こらぬように本人は痛みがあった時と同じ動作をしようとするのです。
ちょっと、これには拍子抜けしたようです。
鏡の前で、「あっ上がる？？」
本人は、今一つ理解できてない様子。
今日は、病院のリハビリの日で予約をされていたようですが、キャンセルされるという事です。
次回は、もっとさらに上がるようにしましょうね。
